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トランペット吹きにおすすめの便利グッズ5選!

トランペット吹きのための便利グッズ
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なくてもいいけど、あったら便利なグッズの数々

全国のトランペット吹きの皆さん、こんにちは!
皆さんは、練習や本番の会場に行くとき、どんなものを持って向かうでしょうか。
最低限、「楽器・楽譜・譜面台」は必要ですよね。
この3つしか持っていかない、という方も多いかもしれません。

そもそも、トランペットはツールやアクセサリーをあまり必要としない楽器です。
お手入れも、バルブオイルとクロスがあればとりあえずはOK。
下手をすると、楽器ケース一つに必要なものが全部入ってしまいます。
そういう意味では、大変お手軽な楽器といえるでしょう。

そんなトランペットでも、「あったら便利!」「かゆい所に手が届く!」というグッズは意外とあります。
今回は、私が実際に使用しているトランぺッターのための便利グッズをご紹介したいと思います。

「音楽をやるのに、余計なものなぞいらん!」という昔気質(?)な方や、中高生で「お小遣いがあんまりなくて……」という方も、よろしければ続きを読んでみてください。
きっと、今後の練習がはかどりますよ♪

メンテナンスの必需品ともいえるバルブオイルについては、別の記事で書いていますので、よろしければ読んでみてくださいね。

トランペット吹きのための便利グッズ5選!

①トランペットスタンド

トランペットは比較的小さい楽器なので、置き場所に困らないのが特徴です。
練習中も本番中も、自分の出番がないときは膝の上に載せておくことができます。
そのため、トランペットには「楽器スタンドやストラップは必需品ではない」と思われがちです。

しかし、むやみに机や椅子の上に置いておくのは考えもの。
誰かがぶつかったら落下する危険性があります。
大事な楽器が凹んでしまったら、気持ちも凹んでしまいますよね。

そこで活躍するのが、トランペットスタンドです。

見たことがない方には、トランペットのスタンドと言われても想像がつかないかもしれません。

トランペットスタンド

実際に私が使っているのが、こちらの写真のものです。
中央のカーブした円錐のような部分にトランペットのベルをかぶせるようにして、逆さにセットします。
私は学生時代に先輩が使っているのを見て、「こんなので大丈夫? 倒れないの?」と思いましたが、実際に使ってみると安定性はバツグン
しかも立てておくので、場所も取りません
練習が終わった後も、トランペットのベルの中に収納すれば、楽器ケースの中にピッタリ納まります。これは便利!

演奏会本番でも、足元に置いておけば出番のないときに楽器を立てておくことができます。
トランペットをずっと膝の上に載せておくのって、意外と疲れますよね?
スタンドがあると、非常に楽ですよ♪
※私の場合、本番で曲が始まったら長休符の部分でも楽器はスタンドには立てず、膝の上に置くようにしています。演奏会などで使用するときは、ステージマナーに配慮しましょう。

②ミュートホルダー

今回ご紹介するグッズの中でも、特にオススメなのがこのミュートスタンドです!

トランペットの楽譜には、多くの場合何らかのミュートを使用する指示が書いてあります。
ミュートを足元に置いている方も多いと思いますが、1小節や2小節の間にミュートを付け外ししなければならないとき、苦労していませんか?
焦ってミュートを「カラカラカラ~ン!」なんて転がしてしまうこともあるのではないでしょうか。
また、ストレートやハーマン、カップなど複数のミュートを使う曲の場合、それらのミュートを全部足元に置いておくと、足がぶつかってやはり転がしてしまう恐れがあります。

そんな悩みを解決してくれるのが、ミュートホルダーです!

トランペットミュートホルダー

使い方はとってもカンタン♪
写真のように譜面台に固定し、広げてセットします。
そして、輪っかの中にミュートを細い部分から入れるのです。
こうしてセットしておけば、足元よりも手が届きやすいので、ベルにミュートを装着する手間が劇的に短縮されます。
それに、ミュートはつけるときよりも外して足元に置くときの方がより気を使いますよね?
ミュートホルダーの場合は輪っかの中に入れるだけなので、外した後も安心して置いておくことができるのです。
使用するミュートの種類が多い曲もありますが、ミュートホルダーは輪っかが3~4個ついているものが多いので、大抵の場合は全てのミュートをカバーすることができます。

私はこれも学生時代に初めて目にしたのですが、「こんな便利なものがあるのか!」と目から鱗が落ちる思いでした。
現在私は、上の写真のハーキュレスというメーカーのものを使用しています。
軸が太いのでなんだか安心感があるし、輪っかの他にプラスチックの皿のようなものも一つ付いているので、飲み物を置いておくこともできるのが便利です。
※演奏会によっては、本番中に飲み物を飲むのはマナー違反になりますので気を付けましょう。

③クリップチューナー

こちらはトランペットに限らず使える便利グッズです。

チューナーというと、長方形で手のひらサイズのものをよく見かけますね。
このタイプの場合、ベルをチューナーのマイク部分に向け、音を出してピッチを測定します。
メトロノーム機能も兼ねていることが多いので便利なのですが、チューナーに楽器を向ける必要があるため、おいておく場所が必要になります。
譜面台の楽譜を置く部分は奥行きがあまりないので、ここにチューナーを置くと誤って落下させてしまう危険性があります。
きちんと楽器を向けているのに、メーターが反応しないこともありますよね。

そこで便利なのが「クリップチューナー」です。

クリップチューナー

使い方ですが、楽器のベルの縁をチューナーのクリップ部分で固定し、電源をオン。
あとは音を出すだけです。
楽器に直接固定されているため、反応が良いのが最大のメリット!
周りにチューナーを置く場所が全くないときも、問題なく使用することができます。
私はあまりやりませんが、チューナーをずっと付けっぱなしで練習することも可能です。

このタイプのチューナーは、トランペットだけでなく多くの楽器で使用できます。
私も、実はトランペットよりエレキギターで使用することの方が圧倒的に多いです。

私が使用しているのは写真の製品ですが、多くのメーカーから出されているのでご自分にあったものを探してみてください。

④プラクティス・ミュート

今度は、ちょっと変わり種
練習用と銘打たれた、特殊なミュートです。

プラクティスミュート

演奏の中で使用する「ストレート・ミュート」や「カップ・ミュート」は、音を小さくするのではなく「音質を変える」ためのものです。
確かに音は小さくなりますが、それが主目的ではありません。

ところがこの「プラクティス・ミュート」は、「ミュート」の名のとおり「消音」のためのアタッチメント
材質が軽いので最初は若干不安になりますが、その効果は絶大です。
使い方は通常のミュートと同じく、ベルの中にはめ込むだけなのですが、このミュートを使用すると劇的に音量が下がります
そして驚くべきことに、装着しても音を出す感覚がそれほど変わりません
その代わり音質はかなり変化してしまうので、本格的な楽曲の練習には向いていませんが、基礎練習はこれを付けた状態で十分に可能です。

私の家は障子で仕切られた昔ながらの作りなので、防音効果は全くないのですが、このミュートを付ければ室内でトランペットを吹き鳴らしても全く問題ありません
トランペットは音が大きいため練習場所の確保が悩ましいですが、これがあれば自宅でいくらでも練習することが可能です!

金管楽器の消音器具といえばヤマハの「サイレントブラス」が有名ですが、こちらのプラクティス・ミュートは「楽器に装着するだけ」という手軽さが嬉しいですね。

⑤楽譜クリップ

ちょっとした小物を、最後にご紹介します。

吹奏楽では、野外で演奏する機会がたびたび訪れます。
その際、一番厄介になるのが「風」の存在です。
楽譜をそのまま譜面台に載せた状態では、弱い風でも確実に吹き飛びます。

私はビッグバンドで何度か野外コンサートを経験しましたが、ある時の本番中に強風が吹き荒れたことがあり、風対策をしていなかったメンバーの楽譜が一斉に吹き飛んで、楽しいはずの本番が一瞬にして阿鼻叫喚の地獄と化したことがありました。

野外での演奏の際は、そんなことにならないように対策をする必要があります。
そこで、最もシンプルな対策グッズがこちら。

楽譜クリップ

ごらんのとおり、楽譜を挟んで固定するクリップです。
単純ですが、あるのとないのとでは差は歴然。
台風でもない限りは(そんなときに演奏会をしないと思いますが)、これを数個持っているだけで十分な風対策になります。
「楽譜は全部ファイルに入れてあるから大丈夫!」という方も、強い風が吹けば勝手にページがめくれてしまう恐れがありますから、ページの端をクリップで固定しておいた方が安心です。

「あれ? これだったら、普通の洗濯バサミでよくね?」と思ったそこのあなた!
……ハッキリ言って、そのとおりです。
機能的には洗濯バサミと全く一緒なので、これを使うかどうかは演奏者次第。
でも、本番で多くのお客さんの目に晒されることを考えれば、あからさまな洗濯バサミよりはこういう「いかにも音楽グッズ」的な見栄えのものを使った方が、おしゃれな感じがしませんか?

こちらもトランペット吹きに限らず、多くの演奏者にとって便利なアイテムです。
幅広タイプのものなどいろんなものが各メーカーから出ていますので、好みに合ったものを探してみてください。

「K&M ( ケーアンドエム ) / 16060」をサウンドハウスで見る

便利グッズで楽器をもっと楽しく!

ここまで、私が実際に使用している便利グッズをご紹介してきました。
どれも演奏の際の必需品ではないのですが、あったら「練習がもっとはかどる」「本番のときも助かる」と思えるものです。
今後またそんなアイテムを見つけたら、ご紹介したいなと思っています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の私の話が、皆さんのトランペットライフに少しでも役立てば嬉しいです!

ABOUT ME
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古閑らいこう
トランペット歴25年。小学校でマーチングバンド、高校で吹奏楽部、大学で学生オーケストラに所属し、トランペットを担当。現在は地域の子どもたちの指導にあたっているほか、ビッグバンドのコンサート等で年に数回演奏を披露。

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